Masu Masu Shiawase

QOLを挙げたい筆者の日常

よく考えると30万円は約1か月の労働ですよね

30万円あったらほんとは1ヵ月の無給休暇を申請したい

30万円あったらどうする?というお題を見たとき、まず考えたことは、30万円という条件を抜きにして、今やりたいことやほしいものは何だろうということだった。そしてその時に最初に頭をよぎったのは、ただただゆっくりできる休みがほしいという1点のみだった。そして思う、30万円といえばちょうど月収(かそれより多い)くらいの額だと。30万円もらえるのであれば、1ヵ月の給料を稼ぐ必要がなくなるということなのだから、1ヵ月の労働を免除するだけの額ということだ。(何をどうかんがえても1ヵ月の労働からの解放の方が、30万円の価値より大きい気がすることにどこか悲しみと矛盾のようなものを感じたが、それは置いておく。)30万円たまたまもらえたので1ヵ月の間、無給休暇を申請して休むことにしましたなんてことは普通の企業に勤めていたらできないだろうし、そんなことをする発想にもならないと思うが、それと同時に、これくらい気軽に無給で休めたらいいのにと思った。

アウトドアの初期投資に充てる

あまのじゃくなので、質問にひねくれた回答をしてしまったが、ここから真面目に考えてみる。貯金や株式投資はちょっとおもしろくないのでなしとしたときに、どんなことにお金を使えばのちの人生が豊かになるだろうか。それは初期費用だと思った。現在の私の趣味となっているキャンプや山登りは、初期費用がネックで始めるのが遅くなってしまったが、もっと早く始めておけばよかったと後悔するものばかりだからだ。キャンプも山登りもテントや寝袋、ウェアや登山靴などやってみてハマるかどうかはわからないのに、初期費用はかさむので、特に大学生の頃なんてお金もそんなになく、なかなか踏み出せずにいた。社会人になってから初任給やボーナスを使って道具を集めたが、時間がたっぷりある大学生の頃にすぐ飽きるかもなんて考えずに勇気を出して初期投資して、なんでも初めてみたらよかったなあと思うこともしばしば。最初に最低限必要な道具がそろえばあとはお金もそんなにかけずに楽しみ続けられるので、のちの生活に長期的にいい影響をもたらしてくれる。

結論は最後になってしまったが具体的に私は今カヌーやカヤックに興味がある。夏場にキャンプをしながら目の前の川や湖でゆったりカヌーをするなんてとても夢がある趣味じゃないだろうか。もちろんカヌーもカヤックもやったことはないし、興味だけがある。そんなやってみたいという気持ちに30万円betしたい。

今週のお題「30万円あったら」

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初めて絶対にこの本は読みたくないという感情を感じた話

絶対に読みたくないと感じた本

梅田の紀伊国屋書店で本を眺めているとこれまでには感じなかった感情を感じた。それは、「この本は絶対に読みたくない」という感情だ。読みたくない本や自分が苦手そうな本はこれまでも幾度もなく目にしてきているはずであるが、基本的にこれまでは、本屋に行って自分がおもしろそうだと思う本以外は特になんの感情も持たずに素通りしてきたので、「うわ、この本絶対に読みたくないから読まないようにしよう」という感情を感じたことがなかった。そのため自分の感情に驚いた。

絶対に読みたくない何かを感じるということは、興味はあるのだろう。少しその初めての感情の正体を探ると少しずつだがその拒否反応が理解できてきた。実際、その本のタイトルやジャンル自体はとても興味があるのだが、その本を読んで、もし実践するとなった時のことを想起して、絶対に読みたくないという気分になったのだ。
そのとき読みたくなかった本は、こちらの頭の中のひとりごとの本である。私は人間なので、人間関係に悩んだり、少し鬱っぽい経験をしたことがある。そしてその時に、マインドフルネスをはじめとして、睡眠や運動など心理面身体面に良い影響を与える系の本に興味を持って読んだのをきっかけに、今でも好んで読んでいる。この本もその類のメンタルヘルスの本で興味はあるのだが、この本を読んだときに、日ごろから自分が頭で無意識に考えていることまで、日々注意を向けて過ごしてしまうのではないかということを考えると気づかれがして、絶対に読みたくなかったのだ。

本を読みたくないと感じる機会が増えている

その感情を感じて以来、本を読みたくないと感じる回数が増えている。元々新しいことを知るのは好きだし、役に立つことや学びがあると嬉しくなる人間で、小さいころから本をよく読み、活字を見ると落ち着くタイプの人間である。雲行きが変わったのが、社会人になってからで、最初は本好きよろしく仕事に関連する入門系の新書などに手を出して読んでいたのだが、最近は本を読むとむしろ心が疲弊してしまうことが増えている。仕事に関連する本を読むことで、仕事のプレッシャーを想起してしまって、気が滅入るのだ。仕事終わりの電車や寝る前にこんな気持ちになりたくないと本を避けてしまっている。

本を読みたくないと感じても、読書を続ける工夫

本を読みたくない病を発症しているにも関わらず、読書の習慣は続けたいと思い、私は常に最低3冊の本をストックすることにした。1冊はビジネス書系の仕事に役立つノウハウ系の本でこれが読めれば最も役立つ情報が獲得できるに違いないのだが、拒否反応が出やすいもの。1冊は趣味などの自分の好みのジャンルの説明本やエッセイで、仕事には役に立たないかもしれないが、生活を豊かにするヒントが隠れていそうなもの。最後の1冊は小説で、こちらはただの娯楽なのだが、活字を読むという目標をクリアしている。そしてこの3冊の中から、そのとき読みたいと思えるものを読んでいる。途中で読むのが嫌になったら別の本に切り替えて、とりあえず心理的負荷を感じないようにしている。

仕事をしてから小説の割合が増えたような気がするが、活字を読むことはリラックス効果があると感じるし、また、読書はいい言葉を補給できる。英会話は常に英語に触れておかないとすぐに衰えてしまうように、日本語も常に触れておかないと少しずつ衰えていくと思うのだ。普段から日本語を話して使ってはいるけれども、日常生活で使っている言葉の種類はとても少ない(私はめっちゃを連呼しがちだ、やばいは使わないようにしている)。自分の心の動きに無理やり抗うのではなく、自分が楽しめる工夫をしながら、読書を継続していきたい。

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ランニングするだけで解決する悩みは確かにある

今日は絶望的に仕事がはかどらない日だった。最近の月曜日は仕事をやめたいor転職したいという自分の内面と戦うことに精神力がさかれてしまう。今の自分の職場で働き続けることを自分の心に納得させるという営みを毎週ないしは毎日やっているのはとても効率が悪い気がするが、心がざわざわしだすのだから致し方ない。

私の業界は人材の流動性が高い業界で、40年勤めあげる人など見たことなく、3年ほどでステップアップの転職を目指すような人も多い職場であることも私の悩みの一因となっている気がする。やめて転職するというのも常に1つの選択肢として存在し続けてしまうのだ。40年勤めあげるいわゆるJTCであれば、仕事を辞めるかどうかが頭をよぎるのは少ないのではないか、仕事に行くのは当たり前で、どう仕事をこなすかしか考える余地がない。

仕事をやめるにせよ、転職するにせよ、次に良い会社に入るためには仕事ができる人間になることが結果的に近道なのだから、今の会社に全力投球するのが理屈としては良いことはわかりきっている。では仕事をやめたいなどとなぜ悩むのか、それは行動力が足りてないから、物事を推進する馬力が自分の中に足りてないからである。推し進めないといけないことを目の前にして、それをする気力が足りないのだ。だから脳は悩みを作りだして行動を抑制する。

私がそういう状態になりやすい時は体力が落ちている。何週間も趣味のランニングやトレッキングに行けていないとそうなりやすい。今回もまさにそうで、コロナも5類になり、会社が出社を再開し始めたので、通勤に往復2時間を拘束され、ランニングやジムに行く時間を奪われてしまった。通勤の散歩では私には負荷が低いので、結果的に運動不足に陥っているのだ。

それでも今日は何とか時間を作りだして30分のランニングに出かけた。絶望的に仕事がはかどらず、頭も回らないし身体もだるいそんな日に。しかし、こんな時ほどランニングに出掛け、息苦しくなり、頭に血が上って簡単なフロー状態になって帰ってくると不思議と悩みは消えている。不思議と今日推し進められなかったことも明日にはサクッと行動できる気がしている。ランニングという単純に身体を動かす行為が仕事の行動の敷居もなぜか下げてくれる。仕事の状況は何も改善していなくても、気力が少し充足するだけで、悩みが消える。ランニングするだけで解決する悩みは確かにあるのだ。予防のための定期的なランニングを継続したい。

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Sainyerの小型プロジェクターは「お試し」にぴったりでした。

Sainyerのプロジェクターを買うに至るまでという余談

私は普段は実家暮らしをし、週末になると彼女の住んでいる賃貸で過ごすという生活をここ数か月行っている。家も近く、住もうと思えば一緒に住めるのだが、私が在宅勤務であり、私が彼女の家で働いているのが絶対に嫌らしいので、この生活スタイルが定着している。

共働きで疲れ切った週末にすることは、料理の作り置きやらの平日の準備かYoutubeAmazon Primeの動画鑑賞になりがちである(在宅勤務の私はほんとは外に遊びに行きたい)。最初はiPadで一緒に動画を見ていたのだが、画面も小さく見る姿勢の自由が利かない。幸い真っ白な壁はたくさんあるので、小型のプロジェクターがあったらいいよねと探し始める。

最初の候補はAnkerのNebula Capsuleだった。コンパクトで信頼感のあるAnkerというブランドに惹かれて筆頭候補である。バッテリー機能もあり、私の趣味のキャンプにも使えそうだ。しかし値段が4万円と安くない。しかも彼女がTverやAbemaを見たいというので、調べるとそれを実現するにはAndroid 9.1以上でないとアプリが(素直には)ダウンロードできないらしいと分かる。Nebula Capsuleは残念ながらAndroid 7.1だAnkerで対応しているのはNebula Capsule Ⅱとなり、値段は7万円と高額である。特に映画やドラマが好きでほしいわけでもない我々にはとても「お試し」で買う気にならない。

そこでAndroid 9.1の小型プロジェクターで調べていったときに見つけたのが、このSainyerの小型プロジェクターだった。その値段なんと16,000円。バッテリー機能がないことが多少残念なのと、聞いたことのないメーカーが不安であるが、「お試し」にはちょうどいい値段である。しかも楽天ではクーポンでさらに2,000円引きとなる。これは買いだろうと買う。結果的に良い買い物だったと思う。(やっと)使用感のレビューを書く。

Sainyerの小型プロジェクターのレビュー

結果を先に書くと、細かいことをそんなに気にせずとりあえず壁に動画を映して、大画面で、自由な姿勢で動画を流しっぱにして、ながらで見ていたいという私たちにはこんなにコスパのいい買い物はなかった。

Sainyerの小型プロジェクターの中身とiPhone 13

まずサイズであるが、iPhoneより一回り大きいというサイズで、とてもコンパクトである。1Kでも場所を取らない。映像の質も十分きれいで、iPadで見るのと遜色ない画質で、大画面になりとても見やすい。明るさを売りにしていたが、白い映像になるとちとまぶしいくらいかもしれないが許容範囲である。若干右下の左下の角の画質が弱い気がしている。

Sainyerの小型プロジェクターで壁に投影した画像

操作はリモコンででき、Amazon PrimeのFire Stickと同じくらい直感的に操作できる。映像を斜めに投影すると画面が台形になってしまうのも、台形補正で簡単に修正できる。なんの不自由もない。音はそんな臨場感のある音声が流れる訳ではなく、プラスチック音っぽいサウンドではあるが、メインの利用がYoutubeである我々には大したことではなかった。ファンの音はする。気になる人には気になるかもしれない。

Sainyerの小型プロジェクターの投影時の様子

買ってみて最も視聴体験に影響したものがあるとすれば、それは部屋の壁紙である。部屋の壁紙は真っ白ではあるのだが、細かい凹凸がついており、これが画質を悪く感じさせる。賃貸なのでスクリーンをネジなどで設置するのも難しく、いいアイデアがないままそのまま壁に移して視聴している。予算とにらめっこするときにはスクリーン代も考慮にいれるべきところかもしれない。

Sainyerのプロジェクターを買ってみての変化

小型プロジェクターを買ったことで週末の生活が少し豊かになった気がする。iPadではやろうと思わなかったヨガやエクササイズ系の動画をYoutubeで見て、体を動かしてみようと思ったり、そんなに興味のない映画を見てみようと思ったり(Amazon Primeで過去のコナンの映画を3,4本は見た)。デバイスが変わるだけで、色々な意欲がわいてくるもんだなぁという感じ。これを機会に映画やドラマにはまり、もっと臨場感が欲しい、キャンプ等でも使いたいとなれば、Ankerの製品に手を出すのもありかもと思う。

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The Kitchen Salvatore Cuomo KYOTOで夜景を見ながらコースを食べたらQOLが上がりました

はじめに

社会人デビューをした彼女画面初任給でご飯をご馳走してくれるということで、The Kitchen Salvatore Cuomo KYOTOへ連れて行ってくれました。美味しいコース料理をゆっくり話ながら食べるのは大変幸せな時間ですね。お店をレビューします。

The Kitchen Salvatore Cuomo KYOTOのレビュー

基本情報

The Kitchen Salvatore Cuomo KYOTOは京都駅ビル伊勢丹10Fにあるイタリア料理のレストランです。伊勢丹だからかわかりませんが、テーブル席は家族連れ、子供連れのお客さんが多かったですね。窓側のカウンター席は若者から中年のカップルでした。

店構え

当日は曇りだったのですが、京都駅ビルの10Fは京都市内の建物の高さ制限よりたかく、京都しないを一望できます。京都を囲む山々を見ながら、盆地だなぁと実感できます。京都タワーも近くに見え、夜景も素敵ですね。

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コースの内容

詳細なメニュー名までは思い出せませんが、コースの内容を記していきます。一休でワンドリンクのスパークリングワイン付きで予約したはずでしたが、飲み放題のメニューを渡されました。料金もそのままだったのでサービスだったのでしょうか。

前菜は5種類。鯛のカルパッチョ、ピスタチオ入りのハム、青のり入りの揚げもの、イカブロッコリーのペペロンチーノ風、モッツァレラチーズとトマトとバジルソースでした。

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ピザはマルゲリータ、パスタはボロネーゼでした。定番の味付けそのままという感じですね。マルゲリータは賞を取ったこともあるもののようでした。
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今回1番印象的だったのは、この大山鳥マスタードソースのメインでした。他のメニューは定番の味付けでしたが、このマスタードソースは普段食べない味付けでおいしかったです。
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デザートはガトーショコラのようなケーキがでてきました。私の中でポイントが高かったのはかかっているのが生クリームではなくアイスクリームだったことです。チョコレートケーキによく生クリームかかってますが、チョコレートも油で生クリームも脂で重たいんですよね。アイスだと比較的あっさり食べられました。デザートのタイミングでは紅茶かコーヒーを選べます。f:id:yuki_mw:20230429224140j:image

最後に

The Kitchen Salvatore Cuomo KYOTOはとても無難なデート向けのレストランという印象でした。駅ビルなので堅苦しすぎず、アクセス抜群です。コースでなくてもアラカルトもあったので、世界一になったマルゲリータをつまみながらアルコールをゆったり飲むなんて使い方もできそうです。