Masu Masu Shiawase

QOLを挙げたい筆者の日常

無印のアロマディフューザーを加湿器代わりに使ったらQOLが上がりました。

はじめに

乾燥する季節になってきました。私は毎年11月になると口の周りと鼻の付け根の部分が赤くなってしまうので、今年こそは加湿器を買うかと思っていましたら、押し入れの中にさっぱり使われなくなったアロマディフューザーがありました。ひょっとするとコイツ使えるのでは?と考えたところ使えそうなので使ってみました。

無印良品のアロマディフューザー

私が持っている無印良品のアロマディフューザーは小型の水筒くらいの大きさのものです。30分から3時間までのタイマーが設定できるほか、オレンジのライトも明るさが2段階でつきます。水は1回に100mlまで入れることができ、3時間でだいたい80mが放出されます。無印良品で別売のエッセンシャルオイル(アロマオイル)を入れることで香りが楽しめ、またそれぞれのアロマの香りによる効能を得ることができます。

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こんなに小さいので加湿できるの?

私の結論は(部屋の大きさによっては)できます。諸々難しいことを省くと、私が主に在宅勤務している6畳の部屋が室温20度の時に含むことのできる最大の水分量(湿度100%になる)が約470gでした。3時間で約80ml(=80g)を放出してくれるため、これはだいたい17%程度にあたります。湿度はだいたい50%から60%程度にするとよいと言われているので、17%上昇させるだけで十分効果があると思います。ただし、もちろん部屋の外の乾いた空気により、同じ時間に空気は乾燥もしているはずなので一概に17%あがるわけではありませんが、80mlの水分の放出というのは私には十分だと思います。

使用してみての実感

私は9時から在宅勤務をはじめその時からこのアロマディフューザーをつけ始めるのですが、だいたい水を入れ替えて2回目のタイマーを設定した13時頃から部屋の空気が少しむわっとするというかしっとりしてきたなという感じがしてきます。湿度が上がると部屋の寒さも少し感じにくくなり、これまで電気ストーブが必要だったところが、電気毛布だけで済むようになったという変化がありました。加湿器を購入すると、冬場だけに使用するそれなりにスペースをつかう器具が増えてしまうのが嫌でしたが、アロマディフューザーなら省スペースであるほかに、年中アロマとして使えますから、無駄を減らせてよかったです。

さいごに

加湿器を買うか迷っている方で、アロマディフューザーなら持ってるというかたは、一度試してみることで、無駄な買い物を減らせるかもしれません。参考にしてみてください。

Appendix:部屋の最大の水分量の計算

空気が含める水分の最大値は飽和水蒸気量で決まります。飽和水蒸気量は温度で決まり、20度の場合に1立方メートルに含める水の量は17.3gです*1。6畳の部屋の面積は約11平方メートルであり、高さを2.5メートルとすると、11×2.5×17.3で475.75gが部屋で含める最大の水分量と計算できます。